セッション#4
クライアントさんにコーチングを行い、「感動した」と言われた。
最初は何でその質問をするんだろう、と思っていたら、最後に繋がり、自分のモヤモヤが晴れた、とのことで、最後にそう言っていただけた。自分のコーチングがちゃんと価値を提供できていて嬉しい体験だった。
(反省点としては、途中2回ほど私の声が聞き取りずらかったので、これは私の声のボリュームによるものだと思われるので、もっとハッキリと発音することを意識したい。)
さてこの体験を通じて思うことの一つとして、自分がクライアントに対してコーチングをすることで、クライアントに結果として何が提供できるか、そして私自身として何が得られるか、ということを考えた。
あなたのコーチングを受けることで、クライアントは何が得られますか?
感動が得られる。自分でも思いもしなかった発見があった、あるいは自分の中で再発見をした、といった体験を通して、クライアント自身が感動するような価値を提供する。
コーチであるあなたは何が得たいと思いますか?
クライアントに感動を与えられることで、私がその人の人生のある一瞬に、意味のある貢献をしたことが嬉しく思うし、そうすることで私自身の力を信じることができ、世の中の役に立っていることの実感が得られる。
感動、というのがどこかチープな響きにも聞こえてしまうのだけど、しかし実際、自分の過去の経験を振り返っても、人に感動してもらって感謝された時に、心がじんわり温かくなる、ということが印象深く自分の中に残っている。これを私自身の喜びとするならば、人に感動してもらえるような価値を提供する、ということが自分のミッションに思えるのだ。
感動してもらえる、なんて相当レベルの高いことだしめったに起こるようなことでもないと思うのだけど、しかしそれを目指すだけの価値はある。
自分の行動の結果のフィードバックとして、感動がそこにあるのなら、それは私にとってはとてもやりがいを感じることだからだ。
感動を増やしたい。そのことで、結局のところ自分も感動したいのだ。
感動は作るものではなく、生まれるものだと思うので、そうしたコーチングができるよう研鑽していこうと思う。