M17 感情を知る2
本日の受講メモ。
感情を知る、の第二弾。
前回は、感情のABCのうち、クライアントの信条(B)により結果が変わる、ということを理解した。今回は、クライアントが行動を起こせない理由に感情が絡んでいるとき、何がそこに原因としてあるのか、というお話だ。
行動が起きない、あるいは行動が起きる原因は、「動機」にある。
動機とは、「人が行動を起こしたり、決意したりするときの直接の(心理的な)原因や目的」であり、次の2つに分類できる。
- 利益を得ること
- 不利益を回避すること
そして、人は後者の動機のほうが行動が起きやすい、ということになる。
更に、動機には強さや深さがあり、それが強ければ強いほど、行動に直結する。
今日はそういう話であった。
例えば自分のみを振り返ってみると、できずに悩んでいることというのは、大体が浅い動機になっている。できたら良いな、あるいは将来のためにやっておいたほうが良いな、というもので、絶対にしたい!という強さや深さまで至っていない。
じゃあ必要ないんじゃない、という考え方もできる。
そのことでずっと悩んでいる、気にしている、ことにエネルギーを使うのがもったいない。
このことを自分の中で深堀りしていくと、決断していない、ということに繋がってくる。覚悟、と言ってもいい。結局のところ、自分自身で納得する、というところができていないのだ。だから、ずっと同じことで悩んでいる。
じゃあそれをどう手放せるか。あるいは、どう選択できるか。
それがまさにコーチングが作用するところだろう。
視野を広げ、いろんな角度で考えてみる。私自身で考えられていないことは何だろう。
何があれば、納得できるのだろう。
そんなことを自分に問いてみる。